コメ価格高騰の裏にシステム開発巡る200億円損失穴埋め
JA全中の山野徹会長(Photo by 共同通信社)全国農業協同組合中央会(JA全中)がシステム開発の失敗によって200億円規模の損失を出し、大手町「JAビル」の一部フロアの売却を検討していることが明らかになった。JA全中の2024年3月末時点の純資産に該当する金額は221億円である。今回の200億円の損失はそれを吹き飛ばしたのと同義。しかも、収入源は全国の農協から集める会費であることも相まって、農協を指導する立場にあるJA全中の不要論が高まる可能性がある。要はシステム開発の失敗による損失200億円を農協の会員費で補填すると言っているのである。最悪なのはJAの無責任体質と、忖度をしなくなった小…
2025/06/29 00:02